風防交換(ガラス交換)

古い懐中時計は例外なくほぼガラスの風防が使われています。その80年前後の歴史から何度も交換されているのが通常ですが、

ジャンクとなってるものの多くは使われなくなって数十年引き出しの中や箱の中で放置されていたものが多く風防も汚れていたり割れていたりします。そこで風防を交換するのですが、ガラスのそこそこきれいな風防をヤフオク等で入手しておく必要があります。

そしてサイズを合わせて一番近いものを水に溶ける接着剤で薄めて接着します。接着はオイル差しで全体的にくっつけて固まれば

はみ出た分をピンセットで取ります。こうして風防がきれいになれば懐中時計は見違えるようにきれいになるのです。2020.11.07