分解掃除の上、日差5秒の激精度
購入時より調子が良かったが、機械に汚れが見れたので分解掃除する。黒い文字盤の痛みは大きいが、機械は綺麗で最近分解掃除した跡があったので使われてきた懐中時計だと思ったおそらく文字盤と機械は別々の個体だと思う。EXTRAFLATはクロノグラフの時計部分であります。しかしクロノグラフは5万円、EXTRAFRATは5千円と10倍以下、部品取りには良いかもしれません。
元々あった金メッキのケースに入れて黒文字盤との相性も良いと思います。きれいであまり使われていない機械で良品です。
2021.06.19
分解掃除の末、超順調に稼働中
ヤフオクを見ていると超珍しいこの時計のJGRが出ていたので追い込んで落札しましたが、思ったより高額になってしまいました。購入時は文字盤にカビ、プラ風防もかなり劣化していましたが何故かムーブメントは綺麗でした。ただ一つコハゼが動かずに
そのために不動となったいたように思います。慎重にバラシて分解掃除すると簡単に精度が出ました。
この時計はEXTRAFLATと何も変わりませんが、文字盤にJGR(JAPANESE GOVERNMENT RAILWAYSの略)が入っており、精工舎懐中時計図鑑の中でも文字盤にJGRと入っているものは珍しいとの事でこの文字を消さないように細心の注意を払って文字盤を掃除しました。オークション等でも見たことがないし、WEB上でも見つからないのでほとんど出回ってないものかと思います。
精度も出て、日差1分以内で稼働しますので大事に保管したいと思います。2021.05.12
順調に稼働しているが、竜頭上の建てた状態でー250秒と日差出る。
もうEXTRA FLATはうち止めと書きましたが2800円ほどでジャンク品が出ていたので思わず入札していると、落札してしまいました。現品を見ると、風防側の痛みが激しい。カビているのか長い時間湿度の高い所に置いていたのだろうか??
しかし、機械を見てみるとつい最近に注油した跡がある。その割にゼンマイは2か所で切れており竜頭も固着していた。
この時計は丸穴車と角穴車が内側にあるナルダンタイプ。3つのネジで固定されているが特段の問題もなかった。日の裏側の機構も
特に問題はなくゼンマイを交換してケースを磨いて何とか1枚目の写真まできれいにしました。これでEXTRA FLATは2個目の
稼働品でさすがにもうこれで打ち止めにしたいです!! 2021.02.20
順調に稼働中 日差は姿勢差を入れても2分以内
メルカリで仕入れた時はずっと動いていたが巻き真が折れたので止まってしまったと書いてあったが、最初からテンプの調子が
悪かった。EXTRA FLATは精工舎カラフ(戦時中の軍部にだけ提供した非売品のクロノグラフ)のストップウォッチ部分がない
時計なのですが、何しろ戦後の物資が乏しい時に作ったので質が悪いという話です。下に書いている2つもやはりテンプの具合が
悪く精度は良くありません。ザラ回しまでは問題ないので、テンプが悪いのだと思います。頑張って調整して250秒進むまでしか
無理でした。古い懐中時計でも1~2分の日差までは持って行けるのですが物が悪かったです。予備部品はあったので、巻き真は
用意出来ました。それとケースと文字盤、針はオリジナルだと思います。これでEXTRA FLATのコレクションは打ち止めです。
2020.12.24
その後、テンプのヒゲゼンマイを修正し文字盤上+10s/日、文字盤下+120s/日まで追い込めた。古い懐中時計で日差2分は
良い状態だと思う。2021.1.2
テンプ下の重要な石が割れているために不動
ヤフオクで仕入れた2つ目のEXTRAFLAT7石であるが、不動の原因はゼンマイ切れだと思っていた。テンプとアンクルを外して
ザラ回ししてもどうも固い。順番にばらしていきテンプの下の受け石を外した時に穴石が割れた。おそらくこの受け石を外さなかったら穴石は割れなかったと思うが、ここはどうしても洗浄しておかないとテンプの回転不具合に繋がるので仕方ない。
このモデルは精工舎懐中時計の中でも最後の方のモデルで戦後の作品である。時すでに腕時計に移行されていたが、戦後の物資の少ない中で作ったのがこの時計。よく見ると戦時中の軍に納品していたカラフの部品を流用したようだ。カラフ(クロノグラフ)は特別な機能なので通常普通に時計として使うには必要なく、その地板を使ってこのEXTRAFLATを考えたのではないだろうか?
角穴車も角丸車も受けの中に納まるタイプでナルダンに似ている。見た目すっきりして美しい作りであり私も大好きだ。
穴石割れで残念だったが1つ目のEXTRAFLATは文字盤とケースが相当痛んでいたので交換した。第2の人生を歩んでほしい。
2020.10.15
テンプ故障で不動
このEXTRA FLATは終戦後、軍需需要がなくなった精工舎が経済的にも逼迫しそれでも一早く、時計を作らねばならぬと言う
状況の中で出来たもののようです。1946年というので物資不足の真っただ中で頑張って作ったのだと思います。
精工舎の本で見るとこの個体は針とケースがオリジナルではないと思います。
今までと違って角穴車と丸穴車が隠れていてナルダンと似ています。見た目もすっきりしていてかっこいいですね。
分解掃除のためにバラすと、油が飛び散るほど多く差されています。しかし香箱内はほぼ油切れでした。
そんなに遠くない最近に誰かが分解掃除したか、或いは思いっきり注油した形跡があります。いったん全部ベンジンで洗い落とし
各ホゾの錆を取り組みなおすと綺麗に回りました。しかしテンプ下の石カバーのネジが取れずに掃除できませんでした。
EXTRA FLATは幻の10石もあるようですが、見たことはありません。2020.07.22
EXTRAFLAT7石の2つ目がジャンクだったのでその文字盤とケースを移設してよりきれいになった。2020.10.15
EXTRAFLAT7石の2つ目が突如不安定になりテンプを確認すると受けの穴石が欠けていた。直そうとテンプをばらそうとしたときに
ヒゲゼンマイをゆがめてしまいお不動さんになってしまわれました。残念無念~~ 2020.11.25
EMPIREに関しての知識はまず上のサイトをかなり勉強してから
自分で分解して得ています。素晴らしいサイトで尊敬しています! 2020.10.14 畏れ多くも相互リンク頂きました。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から